社会人3年目の女が1ヶ月休み取ってフランス留学した話

こんな会社辞めちまいたいと思ったのがきっかけ。選択的シングルマザーもありかも、と思って海外での精子バンク利用を企てる女のブログ。

【フランスとは全く関係ない】独身だけど海外の精子バンクを使って妊活しよう、と思った日のこと

こぬぬちは。

なんやかんやであっとゆーまに2019年ですよ。

平成が終わるというのもなんだか寂しく思える今日この頃。

 

さて。

題名の通りなのですが、フランスとは全く関係ないんだけど、海外の精子バンクを利用して妊活をすることにしました

今日はなぜそんな考えに至ったのかを記録していきたいと思います。

 

 

 

まず、私の妊活スペック。

・29歳、女性

・生理28日周期でほとんどずれない。

・25歳くらいの時に基礎体温にチャレンジするも、めんどくさすぎ&そのことで頭がいっぱいになってストレスだったのでやめた経験あり

・ブライダルチェックを受けた結果は、ほとんど全ての項目で問題なし

・↑でほとんど、とぼかしたのは、多嚢胞性卵巣になるかもしれない、と言われたため。簡単に言うと卵のタマゴは準備されてるんだけど、数が多いかもしれなくて、十分に育たない=排卵しにくい傾向にある。ただし、月経は周期的に来ているので服薬でどうにでもなるよー、とは言われた。実際クロミフェン服薬で排卵チェック済み。

・その他、風疹予防接種済み、性病なし。

 

次に、私のただのスペック。

・くっっっそ不規則な生活(深夜勤務あり)

・アルコールはビール1杯/日くらい、友達といたらもう少し飲むかも。休肝日なし

・タバコ吸わない。

パートナー、彼氏、好きな人、いない。

 

 

事の経緯

彼氏と別れた時、本当に切なかった。というのも、私は彼と結婚して家庭を作りたいと思っていたから。彼もこの事は知っていたけど、仕事で忙しすぎて国際結婚とか無理ゲーだということだったから。

別れるという選択をする前、自分の人生で達成したい事は何かを考えた。

それは、家庭を持つという事。

 

考えてみれば、高校生の時の目標は彼氏を作る事と、志望大学に行く事。

この2つの夢を叶えた大学生の時の目標は、ある職業に就く事。

そしてその職業になって数年が経った。

そう、今まで私は割と目標を達成してきたのだ。

 

人間だもの、新しい目標が欲しいじゃない。

 

そんな訳で、最初は彼氏を作る→結婚する→子ども作る

という、いわゆる普通のルートを辿ろうと思ったんですよ。

このご時世ですからね、29歳のババアでも目の前のスマホぽちぽちすれば言い寄って来てくれる人なんてそれなりにいるんですよ。ありがてえ。

数ある写真の中から、奇跡的な角度の写真を選択し、プロフィールには趣味や休日の過ごし方を適度に載せる。

そうすればいいねの300や400くらいはすぐにもらえるんですよ。

 

そんで、何人かとマッチさせて、その中でメッセージのやりとりが心地よかった数人と会う約束をして、会ってみた。

結果からいうと、めんどくせえ。信頼できるとか、結婚したいと思える人なんて分かんない。そりゃそうだよね、1年くらいは付き合わないと分かんないもんだよね。

 

こうして彼氏作りの段階から疲れてしまった私は、次の手を考えた。

それが、選択的シングルマザーという考え方。

色々探したけど結婚相手にふさわしい人には巡り会えなかった(←私はこれ)、とか、

もう男はこりごりだぜ!とか、

ぶっちゃけセクシャルマイノリティーでさー、とか

まぁいろんな理由で結婚しないで子どもを育てたいというやつ。

 

今の時代、シングルの家庭なんて掃いて捨てるほどいるし、制度も整ってる(はず)。

 

そんなわけで、私は独身彼氏なしのまま妊活することにしました。

 

 

精子を手に入れよう

さて、妊娠するには精子が必要だ。

 

あとあとめんどくさいから知人のじゃなくて、全然知らない人のやつがいい。

私が考えたのは2つ。かの有名なナンパアプリ、Tinderでワンナイトする策と、精子バンクに頼る策。

お金がないならTinderで野良精子をゲットすればいいし、お金があるなら精子バンクで優良精子をゲットすればいい。前者なら精子提供者(っつーかただのナンパ氏)の顔が分かるし、うまくやれば将来的なATMをゲットできる(養育費くれるかもよ)かもしれない。後者なら性感染症だの遺伝的疾患だのをクリアした優秀な精子Amazonショッピング感覚で手に入れられる。自分の好きな方を選べばいい。

 

私は、精子バンクを使ってみることにした。

なぜなら、自分の子どもだ。この先20年、いや、60年くらいは切っても切れない関係になる。そんな大切な存在に対して、精子バンクの費用は高すぎず、ちょうどいいと思った。それに、選択的シングルマザーという語感にも、こちらの方が合っていると感じた。

 

 

 

パリでお部屋探しして騙されそうになった話

みなさんどうもこんにちは。

今日はタイトル通り、パリで部屋探ししてたら騙されそうになった話をしたいと思います。

 

 

遡ること1ヶ月前、私は1ヶ月の休業制度を利用してパリに遊びに行くつもりでした(元彼に未練があったのかもしれない。爆)。

1ヶ月となると料理もしたいし、なによりホテルだと高い。

 

そんなわけでパリで短期間のアパルトマン借りれないかな〜と探しておりました。

私の条件はこんなかんじ。

☑️1ヶ月1000€くらい

☑️パリの西側(できれば15区)

☑️ダブルベッド

☑️きれいなキッチン

 

まず、使ったのが

・パリ掲示

Facebook

・Roomster

Airbnb

この4つ。

 

まず、私はパリ掲示板で良さそうな物件を探した。

結構更新頻度も頻繁だし、何より日本語でやりとりできるのが魅力。

写真の掲載数が全体的に少ないけど、それでも根気よくいい物件ないかな〜って探してるとポンっと良いのがあがったりする。基本的に早い者勝ちなのでこまめなチェックと良い物件にはすぐメールするのがよろしいかと。

 

しかし、1週間ほど粘ったが、素敵な物件はすぐに埋まってしまい、なかなか予約までこぎつけられない。焦った私は、Facebookのお部屋紹介グループに参加し、ポストを待った。

ここでは主に現地(パリ)に住んでいる人が借主を探していて、ルームメイトが多かったかなぁ。あとはパリ郊外とか。ポストはそこそこ多いけど、あんまり魅力的な物件はなかったなぁという印象。あまり長期間チェックしなかったので良くわからんが…

 

さて、パリ掲示板もダメ、Facebookもダメとなった私。

ふとFacebookのポストを眺めていると、Roomsterの広告的な投稿を発見。

どうやら空き部屋を貸したい人と借りたい人のマッチングアプリらしい。

もうどんな所でもいいからとにかく予約をしたかった私。

迷わずアプリダウンロード、登録完了。

Facebookと連動していたのでプロフィールなどを書く必要もなく、さっそくお部屋探し。

 

しかし、このアプリがやばかった。

 

私が見つけたのは、モンパルナス駅近くのアパルトマン、68m2の超豪邸で、

キッチンも広々、バスタブもあって、ベッドルームが2つ。もちろん両方ダブルベッド。ソファはL字型のええやつで、なんと車庫もついてる。

こんな素敵なアパルトマンが、月1000€。

ぶっちゃけ、今考えれば「んなアホな」って思えるんだけど、当時は早く予約しなくちゃ!やばい!っていう焦りがあったので、迷わずコンタクトを取った。

 

すぐに相手から返事がきた。

なんとまだ借り手がいないので、予約できるらしい。

デポジットで1000€、そして家賃が1000€。デポジットは家の破損などがなければ全額返金されるし、今まではほとんど全員が全額返金できているという。

 

正直、若干怪しい英語だったけど、あっちも第二外国語だろうしな、という謎のフィルターがかかり、なんの躊躇いもなく「じゃ予約しまっす!」と返事をする私。

 

すると、契約書と振込先が記されたPDFが添付されてきた。

もちのろん、全てフランス語。契約書は4枚あり、適当に読んでサインをしようとした。

 

しかし、なんかおかしい。

 

 

契約書に書いてある家賃が、微妙に違うのだ。

1000€のところが1050€になっている。

さほど変わんないけど、あれ?あれ?と思って、しっかり契約書を読んでみると、

色々と細かいところが違っている。

 

さすがにおかしいかも?と思った私は、家主にメールで、

「信用していない訳じゃないんだけど、賃貸を個人で契約するの初めてだから、まずは内見してからデポジットを払いたい。もしくはクレジットカードで支払いたい。」と頼んだ。

 

すると、家主はなぜか逆ギレ口調で

「2日後の火曜日までにデポジットを払ってもらわないと、こちらが銀行だか市役所に提出する書類が間に合わない。個人の俺がどうやってクレジットカードの支払いを受け付けるわけ?」と言い出した。正直、はぁ?寝言は寝て言おうね、状態である。

しかし英語で逆ギレされるとこちらもヒヨってしまい、「オーケーオーケー。今日中に銀行から振り込むわ」と応答してしまった。

 

 

さて、デポジット1000€を振り込むぞー、と思い、振込先をみる。

ん?MONEYGRAM..?聞いたことないぞ?

 

調べてみると、MONEYGRAMは引き出すのに身分証明もいらず、ただ秘密の質問が合致すれば引き出せるので詐欺や犯罪者の取引に使われることも多いサービスだそう。

いよいよ怪しくなってきた。moneygram scamなどのワードで検索しまくる私。

この方のブログが私の状況そっくりで…

 

危うく、振り込め詐欺に…! - セッターラ通りの日曜日と映画と

 

振り込む一歩手前で騙されていたことに気付いた!

 

ほかにも、怪しいとは思いながらも振り込んでしまい、現地に行ったら宿無しになってしまったという体験談も読んだ。

こ、こえー。

 

結局、家主からは追いメールが2通ほどきたけど無視して、安定のAirbnbでお部屋を借りることになった。

 

 

世の中、甘いことばかりじゃないんですね。

Roomster,Moneygramなどのワードでここにたどり着いた方、冷静に考えてくださいね!詐欺にひっかかりませんように!

 

おしまい。

 

愛とは何かを悟った昨日の話③

あらすじ。

こいつまじソウルメイト☆って思ってた彼氏と別れ、失意のどん底に落ちるも、なんとか乗り越えつつあった私。ひょんな事からメッセージのやり取りが再開され、淡い期待を抱きつつ会う事に成功。しかし時差ボケ+アルコール=ゆるゆる系女子、という訳で意に反してセックースしてしまう。オワタな状況にありながらも上から目線を捨てきれない私は、悲劇のヒロインよろしくモネの睡蓮に魅了される。モネの睡蓮は愛の儚さと尊さを教えてくれているような気がした。やべえ。

あらすじ終わり。

 

※今回の記事はぐだぐだ書いてるだけなので内容は薄いです

 

 

さて、そんな訳で、あれから色々と考えを巡らせて見たんですよ。

彼のこんな所が嫌だ選手権を開催してみたり、自分のなりたい姿を考えてみたり。

あとはこれまでの恋愛経験を振り返ってみて、どんだけ反省が活かされてねえんだって落ち込んでみたりするなどしました。

 

 

結論を言うとね、わかりません。

どうしたらいいのか分からなくなっちゃったの(思考停止)。

 

彼の嫌な所もたくさん知ってるし、素敵なところもたくさん知ってる。

彼の状況も理解するつもりだし、辛い時も楽しい時も支えてあげたいなぁと思う。

一方、自分の人生だけで言えば、仕事は即辞めたいし、なんならワーホリとか取ってプラプラ自由を満喫したい。もし出来るならブロガーとかyoutuberとかやってお小遣い稼ぎつつもフランスの田舎で暮らしたい。できれば彼と。そうじゃなければ他の誰かと。

 

 

どーすりゃええねん…

 

 

 

つーかさ、薄々気付いてたけど、世の中の夫婦、すげーよ。

世界に13億人くらい人口がいるとして、自分と同世代の人(=恋愛対象者)ってせいぜい3億人くらいじゃん?適当だけど。

それでさ、お互いに、この人好き!一生愛し続けたる!支えてあげるし支えてもらいたい!って思う、しかもほぼ同じタイミングで。

ってやばくね?控えめに言って奇跡じゃね?

 

私の周りで言うとね、一番身近な夫婦ってやっぱり両親なんですよね。

小さい頃から「お母さん、喧嘩腰で物言うのやめなよ…」「お父さん、これまでに話聞いてない件で1億回くらいは怒られてるんだから学習しようよ…」と思っており、もし自分がお母さんだったら/お父さんだったらどう感じるか、を妄想していた訳です。

もうね完全に離婚案件。超簡単な事を毎日言う事、つまり学習されない事って本ッッッッッッ当にイライラするし、喧嘩腰でチクチク物を言われるのも本ッッッッッッ当にストレスたまる。私なら即離婚、もしくは別居するね。

 

そんな両親ですが、なんやかんやあっても仲良くやっている訳です。

お母さんは文句を言いながらも毎日脱ぎっぱなしの洋服を回収して洗濯してるし、お父さんは子供の前でけちょんけちょんに怒られながらも買い物にはくっついて行きます(荷物持ち要員)。

 

彼らはミラクルをいとも簡単に起こし続けている。

 

私は結婚したことないから分からないけど、やっぱ神様に誓うと違うもんなのかな?

 

 

さて。

 

 

 

なんだか私のパートナーが彼である必然性は限りなく低くなってまいりました。

優しくてぐうたら好きなフランス人なんていくらでもいるわな。

さぁ、次に進もうじゃないか。

愛とは何かを悟った昨日の話②

 あらすじ。

元彼と別れて瀕死状態だった2018年5月。

以上。

 

 

月日は流れ、2018年9月。

彼と別れてからは一切連絡をせず(まあ向こうからも来なかったんだがな)、時が経つにつれてうまいこと忘れつつ、失恋を乗り越えていた私。会社の先輩や友達に男性を紹介してもらったり、Tinderで出会いを求めて活動するくらいには元気になっていました。

とはいえ、なんつーかアクティブ☆な人と会う気力が起きず、殿方とのデートはしょっちゅうドタキャンしたり遅刻してました。スィヤセーン。

 

そんなある日、彼からメッセージが。

確か、元気?最近どお?みたいな当たり障りのない内容だったと思います。

 

正直、ドキドキしたしワクワクしたし、ときめいちゃったりしたし、ワンチャンあるんじゃね?って妄想しまくった。

でも、平静を装って、元気だよー、久しぶりだね! って大人対応しました。

ほんで、たまたま、本当にたまたまなんだけど、その次の日からヨーロッパに出張だったんですよ。パリから電車で1時間くらいのところにある、ベルギーの都市。

そんな話をやりとりしながら、気付いたら毎日メッセージしあう関係が2018年11月まで、約2ヶ月続きました。

 

 

そんで、つい3日前ですよ。

 

私、パリにいました。プライベートで。

旅行の計画は1週間前に決めた弾丸ツアーだったのもあり、彼にはタイミングを逃して言ってなかったので、パリについた次の日の朝、実は…って感じで言いました。

 

もちろん彼は喜んでくれて、是非会おう!すぐ会いたい!と言ってくれました。

私のアパルトマンの最寄駅まで1時間かけて来てくれて、近くのバーでビールを奢ってくれました。ビールを飲みながら、別れてからの仕事のこと、友達のことなどを話し合って、昔のイジリで笑いあったりして、あっという間に2時間が経っていました。

ビールも飲み終え、そろそろお腹空いたねっつーことで晩御飯の場所を探して少し歩いたのですが、良さそうな店が見つからず。

 

 

そんな時、私は日本で買って来た彼への誕生日プレゼントを部屋に忘れた事を思い出す。

彼にその事を告げると、じゃあ一旦部屋に行って、プレゼント貰ってからご飯は考えよう。ということに。

 

まぁ正直に申し上げますとね、この2ヶ月間ずーーーっと他愛もないメッセージのやりとりをしていて、彼から「寂しい」「君のこと考えてるよ、真剣に。」「もう一度抱きしめられたらいいのに」なんて甘い言葉をもらっていた私。これは復縁くるっしょーーー!と息巻いておりました。なんなら、今後の力関係をはっきりさせるためにも1回断った方がよくない?!くらい思ってました。

 

この前振りでお察しの通り、彼から復縁の申し込みはなく、あろうことか眠たさに負けて(いやまじで時差ボケにアルコールはあかん)セックースをしてしまいましたよね。。

 

半分以上寝ていた私に半ば無理やりだったので彼の正気を疑いますが、やはり無防備な状態でベッドに横になった私、ひいては自分のアパルトマンに彼をあげてしまった私にも非はあったのかなと思います。ちなみに事の終盤で目が覚めたので気持ち良さとかは皆無でした、残念。

 

そして、あれよあれよという間に事は終了となり、シャワーを浴びて寝ました。(ちなみに晩御飯はプレゼントあげた後に簡単なものを作って食べたよ)

翌朝、彼は手早く身支度を整えると、キスしたそうに私の顎のあたりを触り、そして悲しげな表情でハグして出て行きました。

 

まーまー、みんな落ち着いて。分かってる。分かってるよ、アホでしょ。

自分だってね、まさか知恵遅れ袋に書いてあるような典型的な股ユル系女になるとは思ってなかったんだってー。まじでー。

つーかむしろ事の半分以上は寝ていた訳で、そんなブス100%な私でよかったのかよ…今までの苦労はなんだったんだ…っていう新しい知見も得られたんだけどさ。

 

それでも、この2ヶ月間の甘いやりとりと、この数時間の中で言われた、昔の彼を彷彿とさせるような言葉で、まだ私は彼が私に気があると信じて疑わなかった。

 

 

 

だから、その日の朝、彼がアパルトマンを出てすぐにメッセージを送って来なかったのも、

なんなんやアイツ、むかつく…!

くらいにしか思ってませんでした。

 

 

でも、その日の昼になっても来なくて、

その日の夜になっても、その次の日の朝になっても来なくて、ようやく分かりました。

 

私、彼に切られたんだ、と。

 

 

そう気付いてからは、別れた時のショックが鮮やかに蘇り、普通にゲロ吐くくらいショックでした。

彼が別れる時に言った、「受け入れられないよ」っていう言葉がぐわんぐわん脳内に鳴り響きます。ああ、やっぱり私って受け入れられないんだ。イケる!とか思って恥ずかしいな。舞い上がってバカみたい。

 

 

そんなネガティブな思考から抜け出せず、その2日間は一歩も外に出れませんでした。

 

そしてその次の日、何を思ったのか、私がいたのは16区にあるマルモッタン美術館でした。

そこで、なんだかびびっと来たのが、モネのもやもやの睡蓮でした(命名・私)。

近くから見ても、遠くから見ても、右からみても左から見ても睡蓮のはっきりした姿は見えなくて、池っぽいものと睡蓮っぽいものが霧の中にあるっぽい、みたいな不思議な絵でした。

 

売店で同じ絵のポスターを買って、帰りにスタバでコーヒー買って飲みました。

 

 

そんな時、あー私って本当に彼のことを愛してるんだなぁってじわじわ実感しました。

思えば、色々強がってたものの、彼の誕生日に合わせてパリに来たり、くそほど忙しかったのに誕生日プレゼントはしっかり買っていたり、なんならケーキに刺す用のハッピーバースデープレートとかも買ってた。部屋だって、1人なら小さい部屋でいいのに、彼と一緒に料理する姿を妄想してキッチン付きのアパルトマンにした。そして何より、10月はめちゃめちゃストレスフルな仕事環境だったけど、なんとか乗り越えられたのは、彼とやり取りを再開してたからだったんだなぁ、と。

 

別れて6ヶ月くらい。

初めて別れたことを後悔しました。

 

もう彼は手の届かないところに行ってしまったんだと。

 

 

え、まってめっちゃ長い。

続くかも。

 

愛とは何かを悟った昨日の話①

なんやなんや。

と思われた方、正解です。

 

以前、荷物をパリ市内から空港まで運んでもらおうぜ!

っていう記事を書いてから早1年が経とうとしています。

 

そんな私はあの後、無事日本に帰国し、重いスーツケースをひっぱっておりました。

占めて14時間くらいでしょうか。長時間のフライトを終えて、私はタクシープールに向かう途中の盲人用の黄色い線を「あらよっ」とばかりに車輪を浮かせて通り過ぎようとしていました。

 

➖➖その時、歴史は動いた。

 

 

腰、死んだ。

 

はい。そんな訳でぎっくり腰をこしらえて家についた私は、

大事に大事に冷凍してきたバターを冷蔵庫に入れるでもなく、

1ヶ月間締め切っていた部屋の窓を開けるでもなく、

ベッドに倒れこみ、友人に泣きのヘルプコールを送ったのでした。

 

 

・・・

 

 

まぁなんやかんやで治癒は進み、歩けるようになりました(もう書くのめんどいわ)。

 

 

あれから現在(2018年11月)まで、パリには…3回かな?今回を入れて4回くらいは来てました。

しかし、ブログは更新しなかった。なぜか?

それは、ブログ書く暇ないくらい楽しかったからである。

 

というのも、実は私にはお付き合いをしている彼氏がいたのだ。

しかし、彼は仕事の都合上パリに住んでおり、しかも、多忙すぎて私が住む日本にはなかなか来れない状況だった。

そんな状況でも、時差8時間の中、毎日メッセージをやりとりし合い、週末にはスカイプをし、時に喧嘩をし、仲直りしながら細々と交際を続けていた。

 

彼はとても優しく、紳士的で、そしてなにより私と同じくぐうたら民だった。

 

もうね、休日の過ごし方、一緒すぎてやばい。

週末になるとスカイプだのするじゃないですか。

「何してんのー?」ってこっちが聞くと、

Netflixしとる」と返ってくる。

また別の週末、

「何してるー?」と彼からメッセージがくる。

Netflix」と私が返す。

たまにNetflixYoutubeになったり、読書になったり、部屋の掃除になったりはしましたが、概ねこの4つのループ。

 

で、たまに私が友達とボルダリング的なアクティビティをするじゃないですか。

そうすっと、もう一大事よね。

「写真みせて!」「すげえええええ」「筋肉痛YABEEEEE」「よく行く気になったね…」「もう向こう10年はいいわ」

 

逆も同じくで、彼が友達と週末に飲みに行ったりした時には

「楽しそう!」「景色きれー」「いつも行くまでだるいんだが」「(←に対して)今回は強制されたからな…」

 

基本、インドア派。っつーか引きこもり派。

 

その具合というか、ゆるさが本当に合っていて、

あぁフィーリングが合うってこのことか!としみじみ実感しながら、順調に交際を進めていたんですよ。

 

 

 あれは2018年5月頃だったかな。

きっかけは本当に些細な喧嘩というか、愛情表現のすれ違いみたいなものでした。

将来の話をしていて、今までは普通に「ずっと一緒に住みたいね」「そしたら、もう空港で"またね"って言わなくてよくなるんだね」「…!( ♡ω♡ )」みたいな、まぁ他人が聞いたらオエってなるやり取りをしていたんですよ。

 

ただ、その日はそういう甘い決着では気が済まなかった私。

「ほんとにそう思ってるの?あんまりそうは感じないけど…」と一歩踏み込んだ発言をしました。

世の中の全女子はわかる節があると思うんだけど、この時の私って、「もちろん思ってるよ!今年中にはきちんとけじめつけるから。」っていう次のステップに向かう発言を求めていたんですよね。しかも、当然そう返ってくるもんだと思ってた。

 

しかし、彼の返答はこうでした。

「君の気持ちはよく分かるし、負担をかけているのも申し訳ないと思ってる。でも、今、君が仕事をやめてこっちに来たとしても、受け入れられない。自分のことで精一杯。」

 

 

なんつーか、結構ショックだった。

それなりに長い間付き合って来て、これだけ余暇の使い方も似てて、趣味も似てて、今までにない大切な存在だって言い合ってきた仲なのに。

こんな会社辞めたい、って思ってた時期でもあったから、あぁ会社も辞められないんだ。

まだ支え合うっていう段階じゃなかったんだ。彼には私は必要じゃないんだ。

っつーか彼は 細かいことはどうにでもなるだろ!とは言えないんだ。

 

何より、受け入れられないっていう言葉がグサっと来てしまった。

 

 

今となっては、もう少し冷静にゆっくり進めようよ、っていうメッセージだったのかなぁと思えますが、当時は言葉そのままに受け取ってしまって、ショックだった。

 

 

結局、彼とはその話の流れのまま、別れることになりました。

前日まで、「大好きだよー」「早く会いたい」「勝手に震えてろ」と、どこにでもいるカップルのやり取りをしていたのに、スカイプや電話でもなく、数通のメッセージで私たちの関係は終わりました。

 

 

彼はどうだか知りませんが、こちらとしてはあなたのことが好きだけど将来がないなら別れる、という選択だったので、結構辛かった。つーか余裕で5キロくらい痩せた。

 

結婚できない、という事よりも、あれだけシンパシーを感じてたのに私の人生を受け入れてもらえなかったという事が辛かった。

 

 

②に続く(疲れたわ)

 

パリで荷物が増えたから空港まで荷物を送ってもらう

 

・買い物しすぎてスーツケース激重になっちゃったよ〜

・ホテルのチェックアウトは12時だけどフライトは20時…余った時間も観光したいけど荷物邪魔すぎわろた

・RERに大きな荷物を持って乗りたくない

・持ってきたスーツケースが小さすぎた

 

 

はい、これに当てはまる人手〜あげて〜〜

 

はーーい!(全力で)

 

 

そんなわけで、なんとか金で解決しようと調べたところ、 指定した場所から指定した場所まで荷物を運んでくれるサービスがありましたのでレビューします。

 

その名もEelway

https://www.eelway.com/ja/

 

 

私はパリ市内のアパルトマンからシャルル・ド・ゴール空港まで荷物3つ運んでもらいました。

 

 

まずは申し込み

申し込みはいたって簡単。ホームページのフォームにしたがって入力するだけ!

 

・荷物の数

・どこからどこまでか(ホテルやアパルトマンの場合は住所が必要)

・いつPick Upしてもらうか

・いつDrop Offしてもらうか*1

・メールアドレス

・クレジットカード

 

お値段

3つで50€

どうやら大きさや重さによって値段が変わることはないようです。

私は4〜5泊用?の預入れサイズスーツケース1つとかなり大きいボストンバッグ1つ、大き目トートバッグ1つ、計3つPick upしてもらいました。

50eって安くないけど、大きくて重い荷物から解放されるのって思っているよりも気が楽なので、

ひとり旅の人でめちゃくそ重い荷物をこしらえてしまった人(私)、女性、子供連れ方、怪我してる方、半日観光するよーって方にはおすすめです。

男子大学生ならてめえの力でどうにかしろ。以上。

 

 

Pick Upしてもらおう

Pick Upしてもらう時間までにはパッキングしておきましょう。

私の場合は11時から12時の間にお願いしまーすって言ってあったんだけど、 11時きっかりに"ドライバーが下に到着してるから荷物もってこい(要約)" というメールが入りました。

まあ気付かなかったけどね。

その後鬼電があり、結局15分ほど待たせて無事meetできました。

フランスだからってなめちゃいかんね。きちんとオンタイムでした。

 

ちなみにこんな人が当日Pick Upしに行くよーというような顔写真付きのメールが事前に送られてきますので一発でわかります。

あと黄色いTシャツを着てます。

わかりやすいっ

 

注意点としてはやはり貴重品は入れておかない方がいいかと思います。 嫌な思いしたくないもんね。入れるなら鍵のかかるスーツケースの中に。

あと、先にも書いた通り部屋まで来てくれるわけではないので、時間になったらちゃんと携帯をチェックしておきましょう。

フランス語で鬼電されるとまじ焦るよ。

あ、あ、あ…ぼぼぼんじゅーる (((( ;゚Д゚)))とか言えば向こうも全てを理解してくれますが、良好な精神状態を維持するためにもあまりお待たせしないようにしましょうね。

※英語が通じます。

 

Drop Offしてもらおう

無事にPick Upの手続きが終わると、Eelwayからメールが届きます。

タグナンバーどこでDropするか、誰が来るかといった情報が書いてありますので不安な方はスクショしておきましょう(CDGの無料Wifiで見れますが、たまにメンテナンスで使えないことがあるので…)

めっちゃ親切でわかりやすいです。

注意点としては自分の使う航空会社のカウンターまでは持って来てくれないので、その辺りですかね。ターミナルは指定できます。

待ち合わせ場所も分かりやすいです。

 

私の場合、時間よりも20分くらい前に空港についていたのですが、ついてすぐに"スタッフ着いたからミーティングポイントにすぐさまこい"というようなメールが来てめちゃ走って行ったのに、普通に時間きっかりに現れました。鼻歌歌ってました。

まぁそんなこともあるよね!

 

 

まとめ

めっちゃおすすめ。

たぶん次も利用すると思う。

 

 

*1:すんません、長らくDrop Upと誤記しておりました。正しくはDrop offですねほんと失礼しました

Institute International Ramboilletとの戦い 序章(準備編) 

さて、これは私が在学しているInstitute International Rambouilletと私との戦いの記録である。

 

ある日、定時を2時間ほどすぎて退社しバスに揺られながら、私は虚ろな目でスマホをいじっていた。

 

転職会議『やっぱりうちの会社は変わってないんだなぁ』

まとめ『世の中には私よりも劣悪な環境で働いてる人がごまんといるんだ…』

インスタ『みんなキラキラしてるなぁ、なっちゃん金髪似合ってるなぁ』

ツイッター『みんな旅行とかしてて楽しそう…』

 

そんな時に飛び込んで来たのは、フランスで活躍する女性が書いたブログ…ではなく、

転職サイトのバナー広告だった。

   自分のやりたいように仕事にしよう

だったかな。なんか耳障りの良い言葉だったけど、一瞬、寄り掛りたくなった。

なんて考えているうちに転職サイトへの登録は完了し、手元のスマホは適職診断の結果をロードしていた。

 

【世渡り上手のコミュニケーション王】

誰とでも明るく楽しいコミュニケーションができ、そのことで周囲との和やかなムードや調和を演出できるあなた。どんな職場においても、なくてはならない存在だと言えます。

フットワークも軽く、何事に対しても好奇心が旺盛という良さも手伝って、営業から企画系、各種プロジェクトのマネジメント役など、幅広いジャンルで活躍できるでしょう。

また、その卓越したコミュニケーション能力を生かし、フランチャイズのオーナーなど、組織をまとめて成果を出す仕事にも高い適性を持っています。先を見通して計画を立て、それに沿って着実に行動するといったことは苦手な部分もありますが、コミュニケーションでカバーしようとするタイプです。

 

 ほーん。なるほどねぇ。コミュニケーション…

いやいや待てよ、この前だって海外から来たクライアントにたじたじだったし、文化が違うからこそ食事の時なんかもんんんんのすごいストレスだったじゃないか…

 

いや、でも、学んで理解したら事はうまくいったし、英語はツールとして程度には喋れる。よし、いっちょ新しいことにチャレンジしてみようかな!

 

…カタカタ

 

…カタカタ

 

そうして、私Mimiは新しいことを学びに(という名目で羽を伸ばすために)、ここランブイエにやって来たのだった。

 

私がランブイエに決めた理由

私がこの語学学校に決めた理由、それは

・学費が安い

・寮つきとかなんか楽しそー!みんなでUNOとかやっちゃってさー☆

・パリから電車で1本?良いやん良いやん小旅行みたいでさー

・口コミもまぁまぁ良い!

という安直な理由からだった。いや、学費が安くて口コミがよければ、十分か。

 

仲介サイトへの掲載は終わってしまっていたので、仕方なく自力でコンタクトを取る。

当然、簡単な自己紹介と挨拶以外は英語だ。

ほどなくして、入学OKのメールが届き、一安心となった。

 
しかし、戦いはここから始まった…

さて、入学許可は降りたものの、それ以降うんともすんともメールが来ない。

授業料の総額は入学許可証と共に添付されていたけど、どこにも振り込めとか、いついつまでに支払えとか書いてない。当然、泊まるはずの寮の場所やシステムなどの情報もない。本当に入学できるのか?もしできなかったら、ランブイエに行くはずの3週間分の宿を取らなくちゃいけないぞ…?前後に泊まるアパルトマンはその時期いっぱいだし、レンタカーでも借りて周遊するか…?

 

しびれを切らしたMimiは、不安な気持ちを抑えながらメールをした。

返って来ない。あれ、送信できてなかったのかな、もう一回。来ない。…

その数4回。5日置きに4回。最終的にメールが返って来たのは出発の5日前、授業が始まる10日前のことでした。

 

しかもメールにはこう書かれていた。

・授業料は1450ユーロ、授業が始まる前に支払う必要がある。

・授業料は振込オンリーで、クレジットカード、現金などは受け付けない。

・授業が始まる前までにテストを受ける必要がある。

 

振込先はBanque Populerバンクポピュレールというフランスの中小企業向け銀行で、日本に支店はない。となると、一般的には銀行窓口に行って外貨送金の手続きを踏まなくてはならない。これが厄介だった。

 

もううんざり、銀行の情報後出しシステム

日本に住んでいて、ある程度銀行にお世話になったことのある人ならあるあると頷いてくれると思うのだが、銀行の後出しシステムには今回も本当にイラつかされた。

 

まず、イラつくとも思っていない私が赴いたのは、銀行が閉店する1時間前の午後2時、自分のもつ銀行口座の支店とは違う店舗だった。

当然、通帳やキャッシュカードは持って来たし、振込先や金額が明記されたメールもスマホに入ってる。

M「すみません、外国に送金したいのですが…」

担当は30代前半と思わしき女性だ。

銀「はい、かしこまりました。どちらの国への送金ですか?」

M「フランスで、1450ユーロです。これ。」スマホを見せる

銀「お調べいたしますね…

(10分後)お待たせいたしました。外国に送金するにあたり、こういった番号(IBANコード)はお分かりでしょうか?」

M「これだと思うんですけど…」

銀「思う?失礼ですが私共ではそれが正しいか否かわかりかねますがよろしいですか?また、この送金が不正なものでないと証明できるような文章はありますか?」

M「よろしいですか…ってこっちでもこれ以上の情報は持ってないし、そっちの方が詳しいでしょ…学校から送られて来た入学許可証と振込金額が書いてあるPDFならありますけど、スマホの中です」

銀「試してみないと分かりませんね。ではこちらのメールアドレスにそのファイルを送っていただけますか」

M「はい送りました」

銀「ありがとうございます。ちなみに」

M「はぁ」

銀「手続きには1時間半ほど頂戴しておりますがよろしいですか?」

M「今から用事があるので、手続きの間席を外してもいいならいいですよ」

銀「申し訳ありませんがそのような事はできません」

M「ふぁっっっっっ?!」

銀「お客様の口座は当支店ではないので審査に時間がかかりますし、マイナンバーカードの登録もお済みでないようですので…」

M「(今までの30分間のやりとりはなんだったんだ?)じゃあいいです、用事がありますしマイナンバーカードなんて持ってないですしおすし」

 

 

この日は30分を無駄にしただけ。

一番先にどのくらい時間がかかるかと、何が必要かを教えてくれよおおおおお!きいいいいい!

 

結局、後日また別の支店で手続き。こちらでも後出し満載でイラっとしましたが、前例があったので割とスムーズに事は運んだ(とはいえ1時間)。

外国送金に際し必要なもの(みずほ銀行の場合)

・銀行の通帳

・通帳に登録してある印鑑

・身分証明書(免許証やパスポート)

・送金先の情報(IBANコードや銀行名、振込先の住所など)

 

ちなみに送金手数料として5000円くらいかかります、と最後に言われてイラっとし炊けど今更やめますとも言えないしめんどくせーし、それ最初に言って欲しかったですね、別にいいですけどっつって出た。

 

 

クラス分けテストの分量、100問

パリに着いてからテストを見た私。驚愕。

その量100問。一つ一つの問題はそこまで難しくないものの、初心者の私、途中で適当にマークしたよね(うちのクラスにはそういう人多数。笑)。

でも時間制限もないし、ワイン飲みながら適当にマークできたのでよし。

 

 

こんなもんじゃない、こんなもんじゃなかったはずだけど忘れてもーた…