社会人3年目の女が1ヶ月休み取ってフランス留学した話

こんな会社辞めちまいたいと思ったのがきっかけ。選択的シングルマザーもありかも、と思って海外での精子バンク利用を企てる女のブログ。

【海外精子バンク妊活】その2 自宅でセルフ人工授精、なにが必要?

やあやあ。

やっぱりあれだね。

深夜のテンションでブログを書き始めるとついついサボっちゃうね。

いかんなー、忘れないうちに書かなきゃ!とは思うものの、

なかなかNetflixが離してくれないんです。

 

 

さて、さっそく本題なんだけど、

前回、こんな感じの流れで自宅で人工授精するよー★っていう記事を書いたんですけど

 

chezmimi.hatenablog.com

 

やっぱり見返してみると画像がないと分かり辛いね。。

どういう流れでやるのかとか画像があれば分かりやすいのは分かってるんだけど、

なにせお一人様やん?ちょっと無理でした。。

 

 

ま、私のやり方が正しい訳とも限らないので、参考程度にってことで。

やり方自体はYoutubeだのブログだのを探せばたくさんあるし、

このブログで私が世界に発信したいのは、

日本でも海外の精子バンクを利用してセルフ妊活できたよ!

ってこと。ただそれだけ。

 

 

さーて、今回は届いた冷凍精子を使って自宅でセルフ人工授精するために

どんなアイテムが必要だったか?について書いてみようと思います。

 

 

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トレイの大きさ。

 

左から順番に、

①Preseed

②Preseedのシリンジ

精子注入用のシリンジ(1ml)

精子の入ったストロー

⑤③のシリンジが入ってたパッケージ

⑥はさみ

⑦アルコール消毒綿

 

これらをラップを敷いたトレイの上に並べます。

終わった後にまるめてポイできるようにラップを敷きました。

Preseedもそうだし、膣に挿入したシリンジもやっぱり液ダレ(?)しますんでね。

 

ちなみに、Preseedはアマゾンで4000円弱くらいで購入。

シリンジは精子バンクから送られてきたもの。

アルコール消毒綿は100円ショップで購入しました。

 

その他には

タイマー(私はスマホでやった)、ティッシュ、バスタオル、オカズ、おもちゃ(必要であれば)などなどがあれば良いかな。

基本的には夜寝る前にやって、そのままの体勢のまま朝を迎える感じなので、一度始めたらベッドから離れなくてもいいように部屋の電気を暗くしておいたり、手元にリモコンを置いておくなどしておくといいと思います。

 

 

以上がいざ人工授精やるよ!ってなった時に必要なアイテム達。

 

さて、ここからは冷凍された精子さんたちを保管しておくために必要なアイテムを紹介するよ!

 

毎月の排卵日に合わせて精子を注文するのが理想ではあるんだけど、

なにせここ日本はアメリカからもヨーロッパからも遠い。

つまり輸送費がバカ高い。

だったら3ヶ月分とかまとめて発送してもらって、自宅で保管できないかなーと考えたんです。

 

 

そこで、精子バンクのサイトに問い合わせをしてみました。

・おたくの精子って自宅で保管できる?

・できるならどんな設備が必要?

 

返ってきた回答はこんな感じでした。

・うーん、基本的には1回ずつ注文してもらうのが理想だから何とも言えないけど、設備があればできないとも言い切れない

液体窒素を入れておけるタンクと、液体窒素があれば今の超低温を維持できるよ

 

 

ほほう・・・?

つまり液体窒素を保管するタンクと、液体窒素さえ手に入れることができれば、可能ということですね!隊長!

 

というわけで、その二つを手に入れるために奮闘しましたよ。。

だがしかし、医療関係でも教育機関でもなんでもないただの一個人がそれらを入手するのは非常に難しかった!!!

 

まず、タンクがバカ高い。

新品で買うと50万とかすんの。笑

アホかと。50万あったら普通に毎月配達してもらうっつーの。

100歩譲って50万を捻出するとしても、個人に向けて販売している所は無く、ほとんど全ての会社がBtoBの会社。

 

逆に、液体窒素そのものはいくつか個人に販売している所はあったものの、自宅から100キロくらい離れた場所が多くて、うーん。って感じでした。

 

 

そんな私がどうやってタンクと液体窒素を手に入れたか。

タンクは新品で買うことは諦め、ヤフオクとかジモティーなどで中古のタンクを出品している人にコンタクトを取ってみることに。

そしたら意外とあるもんなのよ!しかも格安。

ヤフオクとか3000円〜10000円が相場かな?

結局私はそういったところで状態の良いものを格安でGETしました。

 

<画像あとでいれますう>

 

液体窒素は、最終手段として100キロ離れた所まで行くことにして、

もっと近所でないかなぁ〜と探しまくりました。

私調べだと、どうやら液体窒素は酸素屋さんが取り扱っているものらしい。

そして意外にも街中にいくつも酸素屋さんが存在する!!知らんかった!

小規模そうな所をいくつか目星をつけて、かたっぱしから電話をしていく。

個人に液体窒素って販売してもらえますか?いくらですか?って。

 

10件くらい電話かけて、2件くらいはいいですよー!って言ってくれた感じ。

その中の1社がとっても親切で、色々教えてもらいました。

液体窒素を入れたタンクは公共交通機関には乗れない事、危険物だから取り扱いには十分な注意が必要な事、などなど。

一歩間違えれば普通に人を殺めることができてしまう物だという事も真面目に教えていただきました。

お値段は、、まぁ秘密ってことにさせてください。

というのも、私が色々食い気味に質問したところ、社長さんの目にはなぜか勉強熱心に映ったらしく、お得意様価格で譲っていただいたんです。

 

結局、タンク(中古)と液体窒素(お得意様価格)合わせて3万円以下で入手することができました。

 

 

ちなみに、精子バンクが送りつけてきたドライシッパーは届いてから1週間以内に返送しなくてはいけません。

延滞料金(約1万円/1週間)もあるので、どちらが安いかな〜と計算したりもしたんですけど、

ドライシッパーには液体窒素が染み込んでいるだけなので、その分冷却期間も短くなります。1ヶ月もつかどうか、かなり怪しい。

なので、どーーしても毎月高い送料をかけて配達してもらうのが難しい人(私です)はこういう地味な節約術もありますよって事です。

 

 

ただ、液体窒素は本当に危険なので、知識がない人や、勉強するのが億劫な人、小さいお子様やペットがいるお家の人はやらない方がいいと思います。

表面上の金額は安くあがったけど、色々と調べたり電話したりといった手間を考えると、送料分くらいの労力はかけたような気もするし。

私は新しい事を学ぶ機会になったのでよかったと思っていますが、決して人に勧めようとは思わないですね。まじで。

あと、そもそも1回目のトライで妊娠できたらそもそもこういったものも要らないわけですしおすし(古)。そういった意味では私は"自分は1回目のトライでは妊娠できない"に賭けたとも言える。

 

 

疲れたからおしまい。