社会人3年目の女が1ヶ月休み取ってフランス留学した話

こんな会社辞めちまいたいと思ったのがきっかけ。選択的シングルマザーもありかも、と思って海外での精子バンク利用を企てる女のブログ。

パリでお部屋探しして騙されそうになった話

みなさんどうもこんにちは。

今日はタイトル通り、パリで部屋探ししてたら騙されそうになった話をしたいと思います。

 

 

遡ること1ヶ月前、私は1ヶ月の休業制度を利用してパリに遊びに行くつもりでした(元彼に未練があったのかもしれない。爆)。

1ヶ月となると料理もしたいし、なによりホテルだと高い。

 

そんなわけでパリで短期間のアパルトマン借りれないかな〜と探しておりました。

私の条件はこんなかんじ。

☑️1ヶ月1000€くらい

☑️パリの西側(できれば15区)

☑️ダブルベッド

☑️きれいなキッチン

 

まず、使ったのが

・パリ掲示

Facebook

・Roomster

Airbnb

この4つ。

 

まず、私はパリ掲示板で良さそうな物件を探した。

結構更新頻度も頻繁だし、何より日本語でやりとりできるのが魅力。

写真の掲載数が全体的に少ないけど、それでも根気よくいい物件ないかな〜って探してるとポンっと良いのがあがったりする。基本的に早い者勝ちなのでこまめなチェックと良い物件にはすぐメールするのがよろしいかと。

 

しかし、1週間ほど粘ったが、素敵な物件はすぐに埋まってしまい、なかなか予約までこぎつけられない。焦った私は、Facebookのお部屋紹介グループに参加し、ポストを待った。

ここでは主に現地(パリ)に住んでいる人が借主を探していて、ルームメイトが多かったかなぁ。あとはパリ郊外とか。ポストはそこそこ多いけど、あんまり魅力的な物件はなかったなぁという印象。あまり長期間チェックしなかったので良くわからんが…

 

さて、パリ掲示板もダメ、Facebookもダメとなった私。

ふとFacebookのポストを眺めていると、Roomsterの広告的な投稿を発見。

どうやら空き部屋を貸したい人と借りたい人のマッチングアプリらしい。

もうどんな所でもいいからとにかく予約をしたかった私。

迷わずアプリダウンロード、登録完了。

Facebookと連動していたのでプロフィールなどを書く必要もなく、さっそくお部屋探し。

 

しかし、このアプリがやばかった。

 

私が見つけたのは、モンパルナス駅近くのアパルトマン、68m2の超豪邸で、

キッチンも広々、バスタブもあって、ベッドルームが2つ。もちろん両方ダブルベッド。ソファはL字型のええやつで、なんと車庫もついてる。

こんな素敵なアパルトマンが、月1000€。

ぶっちゃけ、今考えれば「んなアホな」って思えるんだけど、当時は早く予約しなくちゃ!やばい!っていう焦りがあったので、迷わずコンタクトを取った。

 

すぐに相手から返事がきた。

なんとまだ借り手がいないので、予約できるらしい。

デポジットで1000€、そして家賃が1000€。デポジットは家の破損などがなければ全額返金されるし、今まではほとんど全員が全額返金できているという。

 

正直、若干怪しい英語だったけど、あっちも第二外国語だろうしな、という謎のフィルターがかかり、なんの躊躇いもなく「じゃ予約しまっす!」と返事をする私。

 

すると、契約書と振込先が記されたPDFが添付されてきた。

もちのろん、全てフランス語。契約書は4枚あり、適当に読んでサインをしようとした。

 

しかし、なんかおかしい。

 

 

契約書に書いてある家賃が、微妙に違うのだ。

1000€のところが1050€になっている。

さほど変わんないけど、あれ?あれ?と思って、しっかり契約書を読んでみると、

色々と細かいところが違っている。

 

さすがにおかしいかも?と思った私は、家主にメールで、

「信用していない訳じゃないんだけど、賃貸を個人で契約するの初めてだから、まずは内見してからデポジットを払いたい。もしくはクレジットカードで支払いたい。」と頼んだ。

 

すると、家主はなぜか逆ギレ口調で

「2日後の火曜日までにデポジットを払ってもらわないと、こちらが銀行だか市役所に提出する書類が間に合わない。個人の俺がどうやってクレジットカードの支払いを受け付けるわけ?」と言い出した。正直、はぁ?寝言は寝て言おうね、状態である。

しかし英語で逆ギレされるとこちらもヒヨってしまい、「オーケーオーケー。今日中に銀行から振り込むわ」と応答してしまった。

 

 

さて、デポジット1000€を振り込むぞー、と思い、振込先をみる。

ん?MONEYGRAM..?聞いたことないぞ?

 

調べてみると、MONEYGRAMは引き出すのに身分証明もいらず、ただ秘密の質問が合致すれば引き出せるので詐欺や犯罪者の取引に使われることも多いサービスだそう。

いよいよ怪しくなってきた。moneygram scamなどのワードで検索しまくる私。

この方のブログが私の状況そっくりで…

 

危うく、振り込め詐欺に…! - セッターラ通りの日曜日と映画と

 

振り込む一歩手前で騙されていたことに気付いた!

 

ほかにも、怪しいとは思いながらも振り込んでしまい、現地に行ったら宿無しになってしまったという体験談も読んだ。

こ、こえー。

 

結局、家主からは追いメールが2通ほどきたけど無視して、安定のAirbnbでお部屋を借りることになった。

 

 

世の中、甘いことばかりじゃないんですね。

Roomster,Moneygramなどのワードでここにたどり着いた方、冷静に考えてくださいね!詐欺にひっかかりませんように!

 

おしまい。